大腸の検査では、当日事前に腸洗浄剤を服用して、お腹の中をしっかりきれいにしてから、来院していただきます。その上で、鎮静剤を使用し、内視鏡カメラを肛門から挿入して大腸全体をくまなくチェック。もしポリープが見つかったら、その場で切除する場合もあります。大きな問題がなければ、内視鏡検査自体は20~30分程度で終了します。
大腸がんは内視鏡検査でぜひ早期発見したい病気ですが、最近では若い人に、炎症性の腸疾患や過敏性大腸炎などの腸の病気も多く見受けられます。気になる症状があるときは、早めに大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。